NTTドコモとau、ソフトバンクモバイルの3キャリアのうちでスマホの通信速度が一番速いのはどこか? そんな疑問に答える調査をMMD研究所では昨年3月に実施し、アンドロイドスマホとアイフォーンとでともに速度が早かったのはソフトバンクモバイルだった。
あれから約1年後、MMD研究所は2月18日~3月1日に同様の調査を実施。このほど結果を発表した。昨年は全国主要23都市の100ヵ所で実施したが、今回は47都道府県の340ヵ所に拡大。機種も最新モデルで行っている。
まず、アンドロイドスマホについて、通信スピードの全国平均でダウンロードの平均は、トップがソフトバンクモバイルの27.59Mbps、2位がNTTドコモで23.55Mbps、3位がauで20.79Mbpsとなった。アイフォーンでもトップはソフトバンクモバイルの27.80Mbpsで、2位がNTTドコモの27.55Mbps、3位はauの22.67Mbps。
またしてもソフトバンクモバイルがアンドロイドとアイフォーンの両方で最速を記録したが、今回は新たにアイフォーンの取り扱いを開始したNTTドコモがアイフォーンの通信速度でソフトバンクモバイルに肉薄している。かたやauはいずれも最下位に終わり、今後の巻き返しが期待される。
なお、アップロードについてはアンドロイドとアイフォーンの両方とも、1位がソフトバンク、2位がau、3位がNTTドコモ。ソフトバンクモバイルはダウンロードとアップロードの両方で最速となり、アプリのインストールや写真の共有などがサクサクと行えるようだ。
なお、MMD研究所はスマートフォン、モバイルの広告やプロモーション、メディア企画運営などを手掛ける広告代理店であるアップデイトの子会社MMDLaboが運営している。