富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。
iOS 7ではフラットデザインを採用し、見た目にも様々な変更があって……というのは、去年のリリース以来よく聞いていた話だろう。しかし、中にはどうにも地味な扱いのものもある。
今回紹介するのは「コンパス」。そう、あの方位を測るコンパスである。iOS 7になってかなり大きな変更が加わったのだが、いかんせんアプリがアプリのせいか、アップデート直後こそ話題になったものの、そのあとはあまり使っているという話を聞かない。しかし、せっかくの標準アプリで、使い方をおさらいしておこう。
まず、コンパスを起動したら、干渉補正をする必要がある。以前は本体で8の字を描いていたが、iOS 7は画面に円と赤い丸が表示されるので、丸が円に沿って転がるようにiPhoneを傾けることで干渉補正する。
干渉補正が終わると画面にコンパスが表示される。画面下部には方位だけではなく、現在向いている方角、緯度経度からの位置情報が表示される。下には緯度・経度も表示される。ちなみに画面中央にある「+」は、iPhone本体の傾きを示している。
ここで画面をタップすると、タップした方角からどれくらい別の方角を向いたのかを測定するモードになる。
コンパス画面を右にフリックすると、水平器のように傾きをチェックする画面になる。iPhoneを縦に持つことで垂直をチェックすることもでき、その場合は水平線を見るような画面となる。角度が0度、つまり水平になったときには、画面を緑色にして表してくれる。また、ここでも画面をタップすることで、タップした地点からどれくらい傾いたかの角度を図るモードになる。
このテクを使っている覆面:カリーさん
iOS 7のコンパスは、アップデートで大きく見た目は変わったのですが、いかんせん地味な扱いで……。でも、傾きを測れたり、以前よりもパワーアップしているんですよ。備えあれば憂いなしではないけれど、使い方を知っていると役立つ場面はあるんじゃないかと。
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