富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。
iOS 7の「写真」アプリでは、写真が日付や年別ごとにソートして見られるようになったのが大きな特徴だ。つまり、2013年はこんな写真を撮っていた、○月×日にはこれだけの写真を撮っていた……というのがわかる。
とはいえ、最近iOS 7にアップデートした、あるいは初めて購入したiPhoneが5s/5cである……という人は、ちょっと使い方がわかりにくいと思うかもしれない。今回はその機能を、特定のイベントごとに撮った写真をまとめて共有できる方法と併せて紹介しよう。
まず写真アプリを開いてみると、画面下にある「写真」と「アルバム」という項目がある。右のアルバムをタップすると、iOS 6以前のように「カメラロール」から写真を見られたり、「ビデオ」から撮影した動画を見ることができる。
今回は、画面下左の「写真」をタップしてみよう。すると「モーメント」という画面が表示される。ここでは、日付ごとにソートされた写真を見られる。
ここで左上の「コレクション」をタップすると、今度は日付と位置情報から総合的に判断して、イベントごとにソートしてくれる。数日に渡る旅行などでも、場所からイベントを区切ってくれたりするのだ。
さらに、左上の「年別」をタップすると、写真をその年ごとにソートしてくれる。写真をどれでもタップすると、先ほどのコレクション画面に戻る。
さて、相手がiPhoneなら、「共有フォトストリーム」機能を使うと、一度に大量の写真を共有できる(関連記事)。ただiOS 7からは、先ほど紹介した「モーメント」の写真を簡単に送れるのがポイントなのだ。
「モーメント」を表示したら、日付の右にある「共有」をタップ。さらに、「このモーメントを共有」をタップする。共有の方法は「iCloud」を選ぼう。
あとはタイトルを設定して、共有したい宛先を選ぶ。ちなみにこの際、共有フォトストリームを作ったという連絡にコメントを寄せられるので、それを書いて「投稿」をタップすれば完了だ。出張先、旅行など、オンオフ問わず「この日に撮った写真をまとめて送りたい!」という場合はとても便利なので、ぜひ活用してほしい。
ちなみにこの「共有フォトストリーム」を使うには、iCloudが有効になっている必要がある。「設定」から「iCloud」を選び、「写真」の項目をオンにしておこう。
このテクを使っている覆面:じまPさん
この写真アプリの変更は、iOS 7の目玉の一つでありながら、結局今までのように「アルバム」→カメラロールで写真を見ている人も少なくないのでは。しかし日付や場所でソート基準を決めるこの機能、「あの頃ここに行っていたなあ」とひとまとめに見せてくれるのはなかなか便利。共有フォトストリームと合わせて使いたいですね。
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