食べ物でやりすぎるやつら、というものが存在する。すごい量のラー油を投入しないと辛さを感じないやつ。すごい量のラーメンを食べないと満たされないやつ。もっともそれは個人の話だ。メーカーはそんな冒険に出たりはしない。
……と思ったら、エースコックが動いていた。2014年1月13日に、「EDGE 鬼マヨ焼そば」を全国で発売するという。大量のマヨネーズで仕上げるのが特徴だそうだが、何しろ、「鬼」である。いかにもすごそう。パッケージにもマヨネーズを大量に入れた調理写真をデザインしている。
しかし、なぜこのような商品が生まれたのだろうか。リリースによれば、激辛メニューやメガ盛フードなど、インパクトのある食品が注目を集めていることや、SNSでの情報発信を目的に、それらを購入する新しい消費行動「ネタ消費」が話題となっていることが背景にあるという。
といってもおふざけを推奨するわけではなく、消費者の「驚きニーズ」を満たす商品を開発する……という方向に動いたのがエースコック。そこで、既存品では味わえない「驚き」と「やりすぎ」でエッジを効かせた新ブランド「EDGE」を立ち上げたのだ。その第一弾がこれというわけ。
それにしても、「鬼」と名付けられるほどのマヨネーズが入ったカップ焼そばとは、一体どんなものなのか。今から発売が楽しみだ。