このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

PCパーツ人気ランキング&店員も欲しがる旬なパーツ(10月11日~11月10日)

【売上ランキング】2枚目買っちゃう!? 液晶の売れ筋をチェック

2013年11月20日 17時00分更新

文● 藤田 忠

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
パーツストリート

PCパーツの売れ筋ランキングと、店員オススメのパーツを隔週で掲載する

 毎週、新製品が登場するアキバのPCパーツショップ。そんなPCパーツの売れ筋ランキングと、日々パーツに接しているPCパーツショップ店員が自信を持ってオススメする旬なパーツを掲載する本コーナー。
 売れ筋ランキングは、CPU、メモリー、マザーボード、 HDD/SSD、ビデオカードといった主幹パーツからケースフ ァンといった小物まで、旬なパーツを隔週で掲載していく。

価格安定状態の液晶ディスプレーは今が買い?

 自作ユーザーだけでなく、ノートPCやメーカー製PCユーザーも気になる液晶ディスプレーの売れ筋を、約3ヵ月ぶりにチェックしてみよう。ゲーマー注目の240Hz駆動に対応する「FORIS FG2421」(EIZOダイレクトならびにガレリア銀座店のみの取り扱い)や、手ごろな価格(店頭価格 6万9800円)ながらベゼルが目立たないフラットデザインを採用したiiyamaの27インチWQHD液晶「ProLite XB2779QS」など、冬の新製品がポツポツ出ている液晶ディスプレー。

 全体的に価格は横ばいになっており、フルHDの22~24インチは、TN、IPSパネルとも1万円半ばから2万円前後で購入でき、ASUSやBenQ製なら144Hz駆動対応のゲーミング液晶も3万円台半ばの値頃感のある価格帯になっている。特価品を除けば、急な値下がりを心配せずに購入できるといえるだろう。

話はソフマップ 秋葉原本館で聞いた

 そんな液晶ディスプレーの売れ筋トップ10を、全国に店を構える大型総合ショップの「ソフマップ」に聞いてみた。なお、ランキングデータはソフマップ全店の10月11日~11月10日の1ヵ月で集計してもらっている。

【取材協力】

定番の安価なTN/IPSモデルと
144Hz駆動液晶が人気

集計期間 10月11日~11月10日 ソフマップ 秋葉原本館
順位 製品名 実売価格
1位 アイ・オー・データ機器「LCD-MF225XBR」
(21.5インチ、フルHD)
1万6800円
2位 LGエレクトロニクス「22EA63V-P」
(21.5インチ、フルHD)
1万7800円
3位 LGエレクトロニクス「23EA63V-P」
(23インチ、フルHD)
1万9800円
4位 ASUS「VG248QE」
(24インチ、フルHD)
3万7800円
5位 LGエレクトロニクス「27EA63V-P」
(27インチ、フルHD)
2万9800円
6位 ASUS「MX239HR」
(23インチ、フルHD)
2万5800円
7位 三菱電機「RDT273WX(BK)」
(27インチ、フルHD)
5万4800円
8位 アイ・オー・データ機器「LCD-MF234XPBR2」
(23インチ、フルHD)
2万3800円
9位 Acer「H236HLBMID」
(23インチ、フルHD)
1万8800円
10位 三菱電機「RDT235WX(BK)」
(23インチ、フルHD)
4万2800円

 「やっぱり価格の安価なモデルが、売れ行き好調で、1位は安くて、スピーカーを内蔵しているアイ・オー・データーの「LCD-MF225XBR」ですね。1万7000円前後と安価なのもありますが、映像と音をHDMIケーブル1本で出力でき、スピーカーの設置スペースが不要なのが人気の理由です」

アイ・オー・データーのLCD-MF225XBR。1万6800円とかなり手ごろな価格なのが魅力だ

 「2位、3位、5位にランクインしているLGエレクトロニクスの液晶はサイズ違いの同じシリーズで、IPSパネルと超解像技術を搭載し、価格もお手ごろなので、安定して売れています」

 「4位の144Hz駆動に対応するゲーミング液晶は、3万円台になってからはジワジワと売れ始めて、144Hzを知らない人も、説明して動画やゲームを実際にご覧になると、選ばれる人が多いですね」

 「あと、IPSパネルモデルを2台買っても4万円程度なので、初めからマルチディスプレーを構築する人も、最近増えているように感じますね」とのこと。

4位にランクインしているASUS製ゲーミング液晶ディスプレーのVG248QE。気になっている人は、店頭でじっくり違いを確認しよう

 全体的に3ヵ月前と売れ筋は大きくかわっていないが、意外とゲーミング液晶の売れ行きは好調のようだ。ゲームプレイ時のラグやティアリングといった表示画面の崩れを軽減するNVIDIの「G-SYNC」技術対応の液晶ディスプレーが気になるところだが、登場時期は2014年の4~6月ごろと、消費税の増額後になりそうだ……。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中