米マイクロソフトは現地時間の7月30日、「Windows 8.1 Enterprise Preview」の提供を開始した。
Windows 8.1の一般向けプレビュー版は6月に公開されているが、今回のEnterprise Previewは企業向けWindows 8.1のプレビュー版だ。
同社では、Windows 8.1 Enterpriseで引き続き利用可能な機能として、以下を紹介している。
- Windows To Go Creator:外付けのUSBデバイスからWindows 8.1を起動する機能
- Start Screen Control:スタート画面の変更を制御する機能。会社やグループごとにスタート画面を統一したい場合などに用いる
- DirectAccess:VPNソフトなどを起動せずに企業内ネットワークに接続する機能
- BranchCache:サーバーデータのキャッシュをローカルに作成し、アクセスを高速化する機能
- Virtual Desktop Infrastructure(VDI):ローカルのPCからサーバー上で動作させたWindows 8.1にアクセスし、仮想的にWIndows 8.1を利用する機能
- AppLocker:実行可能なファイルやアプリを制限する機能
- Windows Enterprise Side-Loading:ソフトウェアのデプロイ機能
Windows 8.1 Enterprise Previewは、同社のシステム技術者向けウェブサイト「TechNet」より無料でダウンロード可能。32bit版と64bit版が用意され、日本語にも対応する。