JALの機内無線LANサービス「JAL SKY Wi-Fi」のテストで訪れたインドネシア。コスプレイベントに続いて、お伝えするのはインドネシアのオタクショップ事情だ。
今回、日本のアニメやコミック、声優などの情報を発信する現地のウェブニュース・メディア「Jurnal Otaku Indonesia」(http://jurnalotaku.com/)のスタッフのヌグラさんとアルドリンさんにジャカルタのオタクショップを案内してもらったので、その模様と彼らから聞いたジャカルタのオタク事情についてお伝えしていこう。
リアルショップはフィギュアが中心?
ジャカルタのオタクショップは、ジャカルタ南部のブロックMにある高級ショッピングモール内に点在している。取り扱っている商品はフィギュアやプラモデルが中心で、CDやDVD、BDといった円盤モノを取り扱っているショップはほとんどなく、ネットショッピングが中心となっている。
販売されているフィギュアは、安価なアクションフィギュア系が人気を集めており、なかでもグッドスマイルカンパニーの“ねんどろいど”シリーズの人気が強く、在庫も豊富だった。スケールフィギュアも人気がないわけではないが、元々の価格が高いこともあり、受注販売となっていた。
商品は正規の輸入ルートが確立されていないため、店舗が独自に買い付けを行なっている。そのため販売価格は、インドネシアまでの運送費用などが乗っかり、日本の定価の1.5倍から2倍くらいとなっている。人気商品の入荷はごく少数で、製品によっては定価の3倍以上の価格で販売されてることもあるという。
フィギュアとともに専門店が存在しているのは、トレーディングカードゲームショップ。ジャカルタで人気のTCGは、アメリカの「マジック・ザ・ギャザリング」、コナミ「遊戯王」、ブシロード「ヴァンガード」「ヴァイスシュヴァルツ」といった商品を販売していた。カードゲームを取り扱うショップの多くが、店内にプレイスポットを用意しているのは日本でもおなじみの同じ光景だ。
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