ATX、Micro ATXと続く3回目にお伝えするのは、Mini-ITXフォームファクターサイズのHaswell対応マザーボードだ。デビュー間もないために販売されているモデルはそれほど多くはないものの、小型でパワフルなPCを組む際には欠かせない。
小さいながらに作り込まれている各社のMini-ITX対応マザーをチェックしつつ、この機会に小型PCの自作に挑戦というのはいかがだろうか。
やっぱりここは低消費電力版の
Haswellでキマリ
今回も組み合わせるのにオススメのCPUから紹介しておこう。せっかく小型のMini-ITX対応マザーを選択した以上、大多数の人はケースもMini-ITXサイズで考えているはず。そこでやはり選択したいのが、型番末尾に「S」や「T」が付く低消費電力モデルだ。いずれも通常版よりも周波数などのスペックが落とされているが、そのぶん低消費電力=低発熱。ゆえに静音性に優れるというワケだ。
なお末尾「S」はTDP 65W、「T」はTDP 35Wで、このルールはIvy Bridge世代から変更がない。また、これら低消費電力モデルはバルク版で販売されている場合が多い。購入の際には他のパーツとのセット販売が条件となる点は覚えておこう。
未発売だけど気になる
Mini-ITXマザーボード番外編
現在発売中のMini-ITXマザーを紹介する前に、これから発売される注目の製品を2つ紹介しよう。どちらもCOMPUTEX TAIPEI 2013で展示されていたモデルで、後発なだけあって申し分ない性能を誇る。あいにく発売日と価格は未定なため、この製品の発売を待つかどうかは読者に任せるが、メインマシンとしてMini-ITXを使うなら、オススメできる製品といえる。
ASUSTeK「MAXIMUM VI IMPACT」
実売価格:未定
eVGA「Z87 STINGER」
実売価格:未定
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