リコーは7月10日、A4ジェルジェット複合機「RICOH SG 3120SF」を発表した。
高速印刷可能な「IPSiO SG 3100SF」の後継機種で、速乾性の高いインクを用いた同社独自のジェルジェット技術を採用する複合機だ。ファクスの場合は自動受信し、電話着信の場合は外付けの電話を鳴らすことができる「外付け電話鳴動機能」を新たに搭載した。これにより、同製品と外付けの電話機を自由な場所に設置することが可能になった。
その他の基本機能は、プリント、コピー、スキャン、ファクスの4つを備える。カラー、モノクロどちらも毎分29枚(A4)の高速印刷が可能なほか、自動両面印刷に対応する。給紙量は標準トレイで250枚で、増設トレイ(オプション)を利用すれば最大850枚の給紙が可能だ。
約幅399×奥行437×高さ330mmの省スペース設計だ。重量は約15.0kg。インターフェースは、有線LAN(100BASE-TX、10BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、USB2.0を備えた。
価格はオープンで、市場想定価格は約6万6000円。7月19日の発売を予定している。