オープンキューブは7月8日、日本製パーソナル3Dプリンター「SCOOVO(スクーボ) C170」を発表した。
低価格ながら、最少積層ピッチ100μ(0.1mm)、最大造形サイズ約幅150×奥行150×高さ175mmに対応する3Dプリンター。3軸レールに、硬質アルミニウム製のスマートスライドレール(SSR)を採用する点が特徴だ。非加熱式ベッドを使用しており、年配者から子どもなど幅広い年齢層で安心して使用できるほか、低消費電力も期待できるという。
造形マテリアルは、環境に配慮した素材の純正PLA(ポリ乳酸)フィラメントに対応。海外製3Dプリンターで使用するものと比べ低価格で、ランニングコストも削減できるとしている。
サポート除去方法は、ブレークアウェイ方式。対応OSは、Windows XP/Vista/7/8。PCへのファイルデータ転送には同梱のUSB 2.0ケーブルを使用する。また、日本語ソフトウェア「SCOOVO Studio」と日本語の取扱説明書を付属するため、はじめて3Dプリンターを使用する場合でも簡単に操作することが可能だ。
本体カラーは、ブラックとシルバーの2色展開。外形寸法は、約幅376×奥行333×高さ404mm。重量は約15kg。PLAフィラメントのホワイトを1kg(1ロール)、電源用ACアダプター(120W)なども付属する。
希望小売価格は18万9000円を見込んでいる。また、アクリルセーフティパネル(本体前面・両側面、3点セット)は別売りで、10500円。純正PLAフィラメントは、1kg/ロールで4200円。発売予定日は7月29日だ。
