今日7月8日、Googleで検索しようと思った人は、画面にいきなり現れた墜落寸前のUFOと宇宙人に驚いたのではないだろうか。このロゴをクリックすると、地球に不時着した宇宙人が、UFOのパーツを集めて帰還するアドベンチャーゲームを楽しむことができる。
しかし、なぜGoogleロゴが宇宙人なのだろうか? 実は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェル付近で、“空飛ぶ円盤”が回収されたという報告がなされた、いわゆる「ロズウェル事件」が起きたのが1947年の7月8日。つまり、66年前の今日なのだ。
この報告は後に、「回収されたのは調査気球である」と訂正された。ところが、実は気球ではなく「墜落した異星人の乗り物」だったのであり、政府はこれを隠蔽しているのだ……と主張している人もおり、今回のロゴは後者の“伝説”をゲーム化したもののようだ。事件が起きた当時を意識したのか、画面はモノクロームのフィルム風になっている。
ゲーム内容はとてもシンプル。ロゴをクリックするとUFOが墜落してしまうので、宇宙人を操作し、あちこちに散らばってしまったUFOの3つの部品を集めるのが目的だ。宇宙人はクリックした方向に行くほか、あやしいポイントをクリックするとそこを調べたり、アイテムを入手したりできる。
あまり細かく説明するとネタバレになってしまうが、「攻略の手順がよくわからない……」という人にいくつかヒントを。最初に画面向かって左側に進むと、ロープに繋がれた牛がいるので、それをクリックするとロープが手に入る。また、牛は地面に生えた草を食べだすが、そこをクリックすると……。
無事3つの部品を集めれば、宇宙人はUFOに乗って飛び立ち、エンディングとなる。宇宙の神秘に思いを馳せつつ、午後の休憩時間に楽しんでみるのも一興だろう。
ちなみに、今回のような祝日や記念日などにあわせたデザインに変更されたロゴ、「Google Doodle(グーグル ドゥードゥル)」の一覧はこちらから見ることができる。