11月23日、「U2913WM」の実機を使ったレビュー記事「21:9液晶の「U2913WM」でWindows操作やゲームを堪能」を掲載しました。本製品にご興味ある方は、ぜひそちらもご覧ください。
デルは15日、パネルサイズ29型インチでアスペクト比が21:9というワイド画面を実現した液晶ディスプレー「U2913WM」を発表した。同社直販サイトでの価格は3万9980円。
2012年9月に、LGエレクトロニクスが初のアスペクト比21:9の液晶ディスプレー「EA93」を発表した際には、ワイド画面を好む人々の間で話題となった。しかし、EA93はまだ日本市場向けには発売されていないので、今回のU2913WMが日本で発売される21:9の「ウルトラワイドディスプレー」としては初の製品となる。なお、21:9ディスプレーの使い勝手については、ノートパソコンではあるが東芝「dynabook R542」にてレビューしているので、こちらを参照していただきたい。
U2913WMはパネルサイズ29インチ、最大表示解像度は2560×1080ドットという、非常に横に長いディスプレーパネルを採用している。バックライトはLED、パネルにはAH IPS液晶パネルを使用し、上下左右の視野角が178度と、広視野角を実現している。表示可能な色域はsRGB比99%以上とされている。 最大輝度は300cd/m2。コントラスト比は1000:1(ダイナミックコントラスト比では200万:1)。応答速度は8ms。消費電力は32W。
インターフェース類も豊富である。映像入力系としては、デュアルリンクDVI-I、HDMI、DisplayPort 1.2、mini DisplayPort 1.2を1系統ずつ装備。さらにアナログRGBでの入力も可能である。またDisplayPort出力とUSB 3.0ハブ機能(ダウンストリーム 4ポート)、音声出力端子も備える。スピーカー自体は内蔵しておらず、音声出力をさせる場合は、ディスプレー本体に取り付けられるオプションの「デル製サウンドバー」(AX510)か、市販のスピーカー・ヘッドホンなどを利用する。
ディスプレー面の位置や角度も、柔軟に設定可能だ。高さが130mmの間で調整可能で、左右回転30度、上下のチルト角は4~21度で調整できる。