ソニーは、同社の「Sony Tablet」とBlu-ray Discレコーダーを連携させる機能拡張を発表した。対応機種はBDZ-AX2700T/AT970T/AT950W/SKP75/AT770Tで、3月28日からレコーダーのアップデートが開始される。
Sony Tablet側のアップデート(4月下旬)も必要。これらを適用することで同一LAN内のBDレコーダーで録画した番組と、現在受信中の番組についてSony Tabletで視聴できるようになる。
Sony Tabletでの画質は720pで、現在受信中の番組についてはチャンネル変更も可能。ただし、外付けHDDへ記録した録画番組はSony Tabletでは視聴できない。
視聴はSony Tabletの「DLNAアプリ」でも行なえるが、今回新たに「RECOPLA」というアプリ(β版)を無償提供する。このアプリは2010年9月以降に発売されたBDレコーダーに対応する。
RECOPLAはBDレコに録画した番組の管理と操作に特化したアプリで、録画番組はジャンルや日付、曜日、放送局で絞り込めるほか、タイトル名や番組の時間、ファイルサイズなどでソートして表示できる。もちろん、キーワードによる検索も可能だ。
BDレコーダーは4台まで管理が可能で、外付けUSB HDDに記録したタイトルも表示される。また、BDレコーダーの電源がオフでも、RECOPLAでアクセスすることで自動で電源が入り、利用可能になる。
さらに、BDレコに保存された録画タイトルをSony Tabletから削除したり、プロテクトをかけたり、タイトル名の変更ができるほか、オンラインサービス「CHAN-TORU」との連携機能も搭載し、RECOPLA上でCHAN-TORUを呼び出し、録画予約も行なえる。
4月下旬に予定されているRECOPLAのアップデートにより、番組タイトルを選んでSony Tabletで再生したり、BDレコーダーに再生指示を出したりできる。早送りや巻き戻しはもちろん、チャプター送り/戻しも可能だ。
次いで5月に予定されているRECOPLAのアップデートにより、現在受信中の番組再生も実現する。つまりこれらのアップデートにより、RECOPLAだけで録画予約から番組の管理、視聴までが行なえるようになる。加えて、今後スマートフォンの「Xperia」の一部機種にも対応予定だ。