2月27日、富士通はIP-PBXの新製品『Enterprise Telephony System「LEGEND-V」』を発表した。
LEGEND-Vは、冗長化など高信頼性を実現するさまざまな機能を備え、万一の停電時や障害時の業務影響を最小化する仕組みを持つIP-PBX製品。最大収容回線数が従来の6400内線から1万6000内線に拡大、IPテレフォニーシステムの規模や構成をビジネスの成長に合わせて柔軟に拡張できる点が特徴だ。
収容可能な回線は、
- NTT東/西日本のひかり電話オフィスA(エース)
- KDDIのIP電話サービス(光ダイレクト)
- 富士通のFENICSのIP電話サービス
など。多種多様なキャリアの回線、デジタル/アナログ/IPの中継線インターフェイス回線を収容できるため、大容量ゲートウェイ装置として利用できるという。
冗長化は、システム制御部、回線収容部、回線収容電源部で選択可能。停電時にはバッテリーでの継続運用が行なえ、バッテリー運用終了後も特定の内線電話機で外部との連絡を継続可能にできる。
Enterprise Telephony System「LEGEND-V」の価格は、電話400台収容時で2600万円から。