モバイル学会が実施する、モバイル機器の講演を中心としたシンポジウム「モバイル’12」が、3月15日・16日の2日間に渡って開催される。会場は大阪市立大学・杉本キャンパスの田中記念館。聴講費は、会員・協賛学協会会員が1万2000円で、非会員の場合は1万8000円。
モバイル学会は、モバイルを活用した人間行動に関する学術・文化の発展を促進する事業を行ない、社会的信頼と安全の向上と適切利用の推進に寄与することを目的とした学会。
モバイル’12のテーマは、「時代を開くソーシャルメディアとデジタルネイティブたち」。ブログやツイッターなどソーシャルメディアを媒体とするコミュニケーションが社会に浸透し、そうした流れに焦点をあてることが,これからのモバイルの新たな役割やニーズを考えるひとつのポイントになるという考えからだという。
特別公開講演として、関西大学の岡田朋之教授が「モバイルメディア研究事始め ─モバイルとソーシャルのあいだに─」を、テーマに講演を行なうほか、アスキー総合研究所の遠藤 諭所長も「2011→2012 年、激変した日本人のメディアライフ。1万人調査で見るコミュニケーションの『新常識』」をテーマに掲げて講演する。こちらの特別講演は別途聴講費は発生しないので、興味のある方は、奮ってご参加いただきたい。