匿名ツイートで内部告発してみませんか?(7日)
7日、ツイッターで匿名発言できるアカウント「ツイリークス」(@TwiLeaks)が登場、話題を呼んだ。
アカウントは内部情報告発サイトWikileaks(ウィキリークス)へのオマージュ。Wikileaksは10月に米軍の機密文書を公開するなどして話題を呼び、現在、創設者のアサンジ氏は英国で別件逮捕されている。
ツイリークスはその「ツイッター版」という位置付けのBOT。BOT宛てにダイレクトメッセージ(DM)を送ると、その内容を投稿するという仕組みだ。「お天気リーク機能」などのジョーク機能も実装している。
ユーザーからは「どこまで意味があるか(どこまで正義か)は分からないけど、おもしろい試み」と評価されたが、いざフタを開けてみると「ネタ投稿アカウントになってて笑える」という状態に。発言数が多すぎたことが理由で、投稿数の規制対象になっていた。
一方、「『フォローしているユーザー』が見られるTwitterでは(リークの)効果薄そう」という声や、「最後は運営者が匿名で、これまでの投稿者情報を暴露したりして」と、運営者との信用問題を心配する人もいた。
ガラパゴス生まれの「Togetter」、海外での評価はいかに(8日)
京都で開催されている「Inifinity Venture Summit 2010 Fall Kyoto」で8日、ツイッターまとめサービス「Togetter」の英語版サイト「Chirpstory(チャープストーリー)」が発表され、サービスを開始した。
Chirpstoryは「つぶやきの物語」という意味で、「ネイティブによる翻訳と(デザインの)リニューアル」「機能の絞り込み」「メディアコンテンツ編集機能」の3つをポイントとしてあげている。YouTubeやTwitpicなど、他のメディアコンテンツを追加できる独自機能により、海外ニュースサイト風のコンテンツを作れるのが特徴。
公式発表のアーカイヴ(Ustream)
ユーザーからの「見た目が大人っぽい」「ネーミングも良い」との評価に、トゥギャッター株式会社の代表・吉田俊明氏(@yositosi)も「うれしい」とコメント。「頑張れ!超頑張れ!」「まだ海外でそんな流行ってないなら、いける気します」と、日本発のサービスの海外進出に期待する声があがった。
吉田氏は「Chirpstoryは、Twitter専用のツールではなく、世界中の誰でもが作ることができ、誰でもが読むことができる user generated なメディア」と話す。
その上で、「人類のつぶやきをまとめて、世界をひとつに(Shareing the world's stories, one Tweet at a time.)」と、開発にかける思いを語っていた。
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