11月11日、ついに日本でもiTunes Storeの動画配信サービスが開始された(関連記事)。最新版の「iTunes 10.1」でiTunes Storeにアクセスすれば、従来からある音楽やアプリと同様の方法でダウンロードできる。早速サービスを利用してみたので、その概要を報告しよう。
スタート開始時のタイトル数は1000本超!
アップルジャパンの発表によれば、日本のiTunes Storeにおける映画配信サービスに参加する企業は海外・国内を合わせて10社以上。いわゆるハリウッド系企業は、20世紀フォックス、パラマウント・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズの5社。日本企業はアスミック・エース エンタテインメント、フジテレビ、角川映画、日活、松竹、東映の6社だ。発表時のニュアンスによると、提携企業はこれ以上にある模様で、名前が挙げられたところはサービス開始時点からコンテンツを提供している企業のみと考えられる。
映画配信サービス開始時点におけるコンテンツの種類は、映画やスポーツ、ドラマなど十数種類(表)。タイトル数は1000本以上用意されており、今後も随時追加されることが見込まれる。
※「名作」カテゴリについては、ウィンドウ上部のメニューからアクセスした場合「ドラマ」カテゴリの映画のみ表示される状態となっている。このため、iTunesウィンドウ下部にある「ブラウズ」よりアクセスし確認を行なった。
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