パートナー各社と、Hyper-Vによるプライベートクラウドのための検証を実施
マイクロソフト、「Hyper-V Cloud」でクラウド構築を支援
2010年11月22日 06時00分更新
11月19日、マイクロソフトはプライベートクラウド構築のためのシステム設計から、導入支援、運用まで一貫したソリューションをパートナー各社と共に提供する包括的なプログラム「Hyper-V Cloud」を11月25日より開始すると発表した。
Hyper-V Cloudでは、システムの共同事前検証によるクラウド構築システムの最適化やシステム構築に関する技術情報提供などの導入支援サービスの提供、中堅・中小規模企業向けホスティングサービスの提供、日本独自の導入相談窓口の設置などを行なう。
パートナーとなる企業は、プログラムによって異なる。仮想化プラットフォーム「Windows Server 2008 R2 Hyper-V」や管理スイート「System Centerファミリー」などのソフトウェア、クラウド構築に必要なハードウェアを共同検証する、大企業向け垂直統合型クラウドソリューション「Hyper-V Cloud Fast Track」では、
- デル
- NEC
- 日本アイ・ビー・エム
- 日本ヒューレット・パッカード
- 日立製作所
- 富士通
がパートナーとなる。また、上記ソフトウェアを使ったクラウド環境をサービスとして提供する「Hyper-V Cloud Service Provider Program」では、
- IDCフロンティア
- 伊藤忠テクノソリューションズ
- インターネットイニシアティブ
- エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ
- GMOインターネット
- 日本ユニシス
が参加する。
ほかに、Hyper-V CloudをはじめとするWindows Serverプラットフォームを活用したプライベートクラウドやサーバー仮想化の導入相談窓口「Hyper-V Direct」を解説。ここでは、電話またはメールで、企業ユーザーやパートナー各社からの質問や相談に対応する。