6月15日、日本ヒューレット・パッカードは企業向けノートPC「HP ProBookシリーズ」の新機種2製品の販売を開始した。
新たに追加された機種はまず、同シリーズにはなかった12.1型ディスプレイ(1280×800ドット)を搭載したノートPC「HP ProBook 5220m/CT Notebook PC」だ。CPUはインテル製を採用し、Core i5/i3とCeleronから選択できる。なお、Celeron搭載モデルの発売は6月下旬を予定している。
価格は6万9930円からで、最小構成の内容はCPUとしてCeleron U3400(1.06GHz)、PC3-8500に準拠した2GBのDDR3メモリ、250GBのHDDを搭載する。
本体サイズは幅290×奥行き212×高さ31.5mm(最薄部は24.3mm)。重量は約1.59kgでバッテリー駆動時間は約4時間(JEITA測定法ver1.0準拠)となる。
もう1つの製品は、CPUとしてAMD製CPUを採用した「HP ProBook 4525s/CT Notebook PC」で、コストパフォーマンスを重視した製品となっている。CPUはPhenom IIとAthlonII、AMD V Seriesを選択可能だ。特徴としては、チップセット内蔵のグラフィックス機能として「ATI Mobility Radeon HD 4250グラフィックス」を採用し、DirectX 11に対応していることが挙げられる。
価格は6万1950円からで、CPUとしてAMD V SeriesのV120(2.2GHz)以外は最小構成内容は上記と同様となっている。
本体サイズは幅幅372×奥行き250×高さ36mm(最薄部は27.7mm)で、重量は約2.6kgだ。
両製品の共通点としては、ヘアライン仕上げのアルミを筐体に用いて高級感を演出しているのが特徴。また、振動や衝撃を検知するとHDDの読み取りヘッドを退避する「HP 3Dドライブガード」や、電源オフの状態でもOutlookにアクセスできる「HP FastLook」、メールや各種ソフトのパスワードを一括管理できる「HP ProtectToolsセキュリティマネージャ」といた機能を搭載している。