13インチMacBook Proといえば、均整なアルミのボディーに、デジタルライフを楽しむための機能をギュっと詰め込んだプロダクト。国内でも人気が高くて、「初めてのMac」として選ぶ人も多いです(Apple Storeで見る)。
本連載「目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー」では、本体の見所や併せて使うと便利な周辺機器、覚えておくと便利なソフトの設定方法など、MacBook Proをより楽しく使うための情報を提供していきます(連載の目次)。
現行のMacBook Proには、アップル純正の赤外線リモコン「Apple Remote」が付属していない(Apple Storeで見る)。2009年10月に無線マウス「Magic Mouse」が発売された折、Apple Remoteもボディが従来の白いポリカーボネイトからアルミに変更されたのだが、使いたければ別途購入が必要だ。
不思議なもので、普通にあったものが消えると、その存在が恋しくなる。Apple Remoteもまたしかり。ないとなると再び手元に置きたくなるのが人情というもの。そこで今回は新Apple Remoteをゲストに迎えて、新旧の比較や気の利いた活用方法とともに紹介してみよう。
MacBook Proによく似合うアルミボディ
新Apple Remoteはボディの素材がアルミに変更されたほか、高さが従来の約82mmから約120mmへと「ノッポ」化している。一方、約7mmだった厚さは最薄部で約1.5mm、最厚部で約5mmとスリムになった。
縦方向には大きくなったものの、質感と手にしたときのフィット感は大幅に向上している印象だ。何より、MacBook Proと並べたときの見栄えがよろしい。
操作性も変更されている。リングボタンの中央にはもともと再生/一時停止ボタンがあったが、これは「MENU」の右横へと移動して、代わりに選択ボタンが配置された。都合ボタンが1つ増えたことになる。
といってもMac OS Xに付属しているマルチメディアプレーヤー「Front Row」で利用するかぎり、再生/一時停止ボタンと選択ボタンは同じ働きをするため操作に変化はない。さらに後述するカスタマイズソフトを利用すれば「操作の幅」が出てくる。
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