ソフトバンクは13日より、旧iPhone 3G向けの「iPhone for everybody」キャンペーンを改訂した。従来、ソフトバンクモバイルがうたう端末の実質負担は8GBモデルが「月額0円」で、16GBモデルが「月額480円」だったが、このうち16GBモデルが「月額240円」に引き下げられた。
iPhone for everybodyは、2年契約を約束することで、(1)端末価格の値引き、(2)パケット定額サービス「パケット定額フル」の上限が5985円から4410円に減るというもの。
今回、旧16GBモデルでは端末価格が5760円分引き下げられた。具体的には、24回払いでは1520円×24ヵ月、12回払いでは3040円×12ヵ月、一括購入の場合は3万6480円という金額だ。
旧iPhone 3G 8GB/16GBでは、新スーパーボーナスの「月々割」を利用して端末を買うと、2年間※、毎月1280円が通信費などから差し引かれる(関連リンク)。例えば、24回払いで買った場合、1520円からこの1280円を引いて毎月240円となる。ソフトバンクモバイルは、この状況を指して「実質負担が月額240円」と説明している。
旧iPhone 3G 16GBの支払金額
端末代金(新スーパーボーナス2年払い)…1520円
ホワイトプラン(i)………………………………980円
S!ベーシックパック(i)…………………………315円
パケット定額フル………………………………1029〜4410円
新スーパーボーナスの「月々割」……………−1280円
24回払いを選んだ場合、月々の支払い金額は2564〜5945円となる。通話料は含まず、パケット通信費をフルに使う前提で計算してみると、2年間の合計は14万2680円だ※。
※「月々割」は購入直後から始まらず、3ヵ月目から26ヵ月目にかけて端末ごとに異なる割引価格が適用される。本来、25/26ヵ月目の通信費なども入れる必要があるが、ここでは話を単純化するためにあえて2年で計算している。
iPhone for everybodyキャンペーンは、26日に発売する新しい「iPhone 3G S」でも申し込める(関連記事)。先と同じ条件(iPhone for everybodyキャンペーン/24回払い/通話料なし/パケット通信費上限)で新16GBモデルにかかるコストを計算してみると、毎月2804〜6185円、2年で合計14万8440円支払うことになる。
ちなみにソフトバンクモバイル広報によれば、旧16GBモデルは、新iPhone 3G Sの発売後も継続して販売するとのこと。在庫が尽き次第、販売終了という形になりそうだ。
