検索結果の画像表示、長い要約文(スニペット)にも対応
検索結果にWebページの画像を表示する機能は、他の検索エンジンでも似た機能が実現されている。たとえば「MARS FLAG」は国内ではいち早く検索結果にサムネイル画像が表示されていたし、Firefoxのアドオン「Google Preview」を使えば、Googleの検索結果にサムネイル画像を付加できる。
一方、検索ツールの画像表示は、Webページのサムネイルではなく、Webページ内の画像をプレビューする機能だ。サムネイルよりも画像のサイズが大きめで、何のページなのか分かりやすい。手垢の付いたサムネイル機能の後追いはしない、というグーグルの姿勢の表れだろうか。
長い要約文の表示機能
要約文(スニペット)は、検索結果からユーザーが最終的にクリックする見出しを選ぶ判断基準になる。スニペットを通常より長く表示できれば、実際にWebページに移動してから、「探しているのはこの情報ではない」という目に遭わずに済むだろう。
ワンダーホイール
一方で、検索ツールの目玉とも言えるのが「ワンダーホイール」だ。Flashを使って関連検索語をツリー構造で表示する機能で、関連検索語をクリックすると検索結果が切り替わり、関連検索語の関連検索語が追加され、ツリー構造が拡張していく。従来はページ下部に関連検索語が表示されていたが、ワンダーホイールは目に留まる位置でわかりやすく、ツリー構造で関連語が追加される様は使っていて純粋に楽しい。