(株)アスキーソリューションズは31日、ニュージーランドのQbik New Zealand Limited(キュービック・ニュージーランド社)のプロキシーサーバー/ファイアーウォールソフト『WinGate 6 日本語版』を発売すると発表した。ダウンロード版の販売を同日付けで開始し、年間サポートサービス付きのパッケージ版の販売は6月17日に開始する。価格は、“Standard版”(ダウンロードのみ)が1万1760円から、中小規模ネットワーク向けの“Professional版”が2万6040円から、VPN機能を搭載した“Enterprise版”が3万5490円から。
製品イメージ |
“WinGate”は、インターネット回線を複数のパソコンで共有するためのソフトで、プロキシーサーバーやファイアーウォールなどのセキュリティー機能を搭載するのが特徴。最新版となる『WinGate 6 日本語版』では、Active Directoryのユーザーデータベースとの連携が可能になったほか、POP3/SMTP対応の電子メールの送受信に対応。OSもWindows Server 2003とWindows XP SP2を新たにサポートした。オプションとして、ロシアのカスペルスキー・ラボ(KasperskyLab)社が開発したウイルススキャンエンジンを採用した『アンチウィルスプラグイン』を追加することもできる。Professional版とEnterprise版はDMZ機能に対応し、Enterprise版はインターネット上の複数のWinGateサーバー間をSSL暗号で通信するVPN機能を搭載している。
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『WinGate 6 日本語版』 |
対応OSは、Windows Server 2003、Windows 2000 Advanced Server(SP4以上)/Server(SP4以上)/Professional/XP/NT 4.0 Server/NT 4.0/Me。
価格は、ダウンロード版となる“Standard 3ユーザー”が1万1760円、同6ユーザーが1万7325円、同12ユーザーが3万1500円、Professional 6ユーザーが2万6040円、Enterprise 6ユーザーが3万5490円。パッケージ版は“Professional 12ユーザー”の6万9300円からとなる。アンチウイルスプラグイン『Kaspersky Antivirus for WinGate』は3ユーザー(ダウンロード版)の1万1025円から。