エムオーテックス(株)は18日、ネットワークセキュリティー管理ソフト『LanScope Cat5』の販売を19日に発売すると発表した。価格は“標準パッケージ”(100クライアント)の75万円から。
『LanScope Cat5』は、ネットワークセキュリティ管理ソフト『LanScope Cat』に個人情報保護対策機能を追加した製品。個人情報保護機能として、CD-RWやUSBフラッシュメモリーの書き込みだけを禁止することで個人情報の漏えいを防ぐ“オフラインデバイス制限機能”を搭載したほか、部署構造を5階層化したことで企業の実情に合った部署構成で運用できるようにしたのが特徴。条件入力によりクライアントを検索する機能や、各クライアントを再起動せずに設定変更を反映できるポリシー配信機能なども搭載している。また、クライアント端末からモジュールを許可なく終了できなくなったという。インターフェースには、ユーザーによって閲覧できる部署や情報を指定できる“Webコンソール”が追加されている。
対応OSは、マネージャ/サブマネージャがWindows NT Server/2000 Server、Windows Server 2003、クライアントがWindows 95/98/2000/Me/NT 4.0/XP、Windows Serever 2003。
同社では、6月に『LanScope Cat5』の“2ndバージョン”をリリースする予定としており、ネットワークの危険度を数値化し、経営者が毎日簡単にセキュリティー度を判断できる“セキュリティ診断レポート”や、情報流出につながる恐れのある行為を集計して表示する“セキュリティカレンダー”を搭載するとしている