このところ元気が良いのがAthlon 64プラットフォーム。その牽引役となっているのはもちろん、PCI Express対応Athlon 64用チップセットとして最初に販売が始まったnVIDIA“nForce 4”シリーズだ。ビデオカード2枚を使って高速描画を行なう“SLI”に対応する“nForce 4-SLI”を頂点とし、機能を削減した“nForce 4 Ultra”“nForce 4”“nForce 4-4x”と計4モデルが用意され、各社とも豊富なバリエーションを揃えている。
また、“nForce 4”シリーズからは1歩遅れる形となったものの、VIAからもPCI Express対応Athlon 64用チップセットである“K8T890”が登場、ATI“RADEON EXPRESS”搭載製品もお目見えし、現在アキバはAthlon 64マザーボードの登場ラッシュという状況だ。先週も、ランキングに顔を見せているAbit製「AN8」、ASUSTeK製「A8N-E」をはじめ、Abit製「AX8」、Albatron製「K8X890 ProII」、Gigabyte製「GA-K8N Ultra-9」「GA-K8VT890-9」といった新製品が登場。“nForce 4”にしろ“K8T890”にしろ、機能を限定した廉価版モデルであれば1万3000円台~1万5000円台と価格も手ごろになっている。
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ダクトとファンによる冷却システムがウリのAbit製「AN8」。この製品をはじめ先週はAthlon 64マザーが大挙して登場 |
1位となったのは、DataHand Systems製エルゴノミックキーボード「Professional II-PS2 Mouse Small Palm Pads」。編集部内でも「いったいどうやって使うんだ」など話題となった製品だ。万人に薦められる製品がどうかは別として、キーボードの概念を覆す製品であることは確か。これに続く安価な製品が登場するのが楽しみなところだ。
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ある意味究極?のエルゴノミックキーボード「Professional II-PS2 Mouse Small Palm Pads」。実用性はさておき、インパクトは絶大だった |