「R96XT-CDT-A128D/R96A-C3T」。ちなみにスラッシュの前がアスクの型番で、後半がPowerColorの型番 |
主要ベンダの製品はほぼ出揃った感のある“RADEON 9800/9600XT”カード。しかし、有力ベンダであり普通ならすでに発売されているはずが、なぜか今日まで未登場となっていたのがPowerColor製の“RADEON 9600XT”カードだった。その製品「R96XT-CDT-A128D/R96A-C3T」が本日ようやく発売された。代理店はアスク。
パッケージには“VIVO”と書いてあるものの… | ラベルにはVideo-In表記はなし。正解はラベルの方だ | |
カード本体。メモリは680MHzで動作するようだ | 例によって「Half-Life 2」チケット、そして「TOMB RAIDER ANGEL OF DARKNESS」が同梱。後者は珍しくDVDケース入りだ |
パッケージには“VIVO”という表記があり、そのままうけとればASUSTeK「Radeon 9600 XT/TVD」に次ぐVideo-In対応“RADEON 9600XT”カードという意味になる。しかし実際にはVideo-In機能は持っておらず、アスクによって張られたラベルでもVideo-Outのみとなっている。購入の際には早合点しないようご注意いただきたい。
カード本体は特に目立つところのないリファレンスデザインとなっており、メモリチップもSapphire製カードなどと同じく最大700MHz駆動のSAMSUNG製“K4D263238E-GC2A”。ただしPowerColorのウェブサイトに掲載されている該当する型番の製品情報を見ると、コアクロックは500MHzと公式の仕様通りであるものの、メモリクロックは“340×2MHz”(=DDR680MHz)と書かれている。これが正しければ、Sapphire製高クロック版やXIAI製品を上回る高クロック動作ということになる。
本日販売ほ開始したのはTSUKUMO eX.とT-ZONE.PC DIY SHOP。価格はそれぞれ2万1999円、2万2800円。
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