温かみのあるウッドの床、サイコロ状の展示スペース、プラズマディスプレイ……見方を変えればショールームのような、従来の量販店とは趣を異にする「T-ZONE.AKIBA PLACE」が明日31日(金)、中央通り沿いにオープンする。
2Fより上はまだ未完成 |
1Fはパーツフロア
まず1Fはパーツ系フロアとなっているが、メーカーリテール品を前面に押し出した品揃えで旧本店の4F、PC DIYコーナーがそのまま移ってきたという印象。照明は無味乾燥な棒状の蛍光灯ではないランプシェードの付いた吊り下げ式で、床はウッド。パーツ表示も単なる製品名だけでなく、写真入りにしたものをT-ZONE.ブランドとして販売するなど、そこかしこに自作PC初心者に配慮した店舗作りが見て取れる。自作のコアな部分はT-ZONE.PC DIY SHOPが受け持つことになる。思えば4月末にオープンしたTWOTOP本店も同じようなコンセプトであり、この“初心者向けショップ”というのがこのところの新ショップの流行らしい。
サイコロ型の棚。パーツ系ショップでこういった可愛らしいディスプレイは珍しい |
T-ZONE.ブランドになった小物パーツ |
屋外レジカウンターも設置
1Fレジカウンターは正面を入って左側だが、なんとその裏手、道路に面して屋外レジカウンターが設けられているのが特徴。ここで販売されるのはCPU/メモリ/HDDのみとなる予定だが、ショップに入らなくても外の道からここで買い物ができるというわけ。このほか正面右手、奥のエレベーターホール前にも小さなカウンターがあり、混雑時にはここも含めて計5台のレジが稼動することになる。
メインのレジカウンターとサブレジカウンター(整理前)。そしてメインレジでふと上を見上げると、EIZOの巨大プラズマディスプレイが |
2Fはネットワーク/VAIO/Mac、3F以上は未定
2階はルータや無線LANといったネットワーク関連機器コーナーが中央に位置し、それをはさんで旧本店6Fのように一方がVAIO、もう一方がMacコーナーとなっている。そして中央壁際には東芝Dynabookコーナー、そしてやや小規模になった旧本店7FのThinkコーナーが引っ越してきている。
31日(金)オープンの店舗はここまで。3Fより上はまだ何も入っておらず今後どういった店舗になるのかは未定だが、どうやら飲食店が入る計画もあるらしい。ともあれ、ビル外観上の特徴であるスケルトンエレベーターがフル回転する日はもう少し先のようだ。