エルピーダメモリ(株)は7日、Rambusチャネルを2チャネル搭載したデスクトップパソコン向けの32ビットRIMMモジュールを開発したと発表した。5月末にサンプル出荷を開始し、第4四半期に量産を開始する。
32ビットRIMMモジュール |
開発したRIMMモジュールは、データ転送レートが毎秒3.2GBで、制御クロック周波数が400MHz(PC800準拠)、RASアクセスは40ナノ秒に対応。ECC機能もサポートする。電源電圧は2.5V。モジュールの形状は232ピンRIMM(ソケットタイプ)。サイズは幅133.35×奥行き34.925mm。製品のラインアップは、128Mワード×18ビット×2チャネル構成で512MBの容量を持つ『MC-4R512FKK8K-840』、64Mワード×18ビット×2チャネルで256MBの『MC-4R256FKK8K-840』、32Mワード×18ビット×2チャネルで128MBの『MC-4R128FKK8K-840』の3製品。同社では、今後、1066MHz品の開発を行ない、毎秒4.2GBの転送レートを持つ32bit RIMMモジュールを開発するとしている。