ミラクル・リナックス(株)は、『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』にバックボーン・ソフトウェア(株)のバックアップソリューション製品である『NetVault 6.5』をバンドルした、『MIRACLE LINUX with NetVault』シリーズを発売すると発表した。
『NetVault』は、複数のSANやネットワークストレージを一元的に管理することができるバックアップソリューション製品。ネットワーク上に追加したテープドライブやライブラリの自動検出も可能だ。また、テープドライブがない場合でも、ディスクの中に仮想テープライブラリを作成してバックアップをとることもできる。『NetVault 6.5』では、2GBを超えるサイズのファイルに対応したほか、GUIの日本語化や、デバイス検出機能、ジョブ管理の強化といった改良がなされている。
ミラクル・リナックス(株)によると、『MIRACLE LINUX with NetVault』シリーズを導入することで、ユーザーはOracleデータベースのバックアップソリューションを容易に構築することが可能になるという。
『MIRACLE LINUX with NetVault』シリーズは、以下の3製品が販売される。
- 『MIRALE LINUX with NetVault Standard Edition』
- 『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』+『NetVault 6.5 MIRACLE LINUX Edition』
- 希望小売価格……35万円
- 『MIRACLE LINUX with Oracle9i/NetVault』
- 『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』+『Oracle9i Database Standard Edition R9.0.1 for Linux』(5指名ユーザー)+『NetVault 6.5 MIRACLE LINUX Edition』
- 希望小売価格……50万円
- 『MIRACLE LINUX with NetVault Enterprise Edition』
- 『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』+『NetVault 6.5』など
- 価格はシステム構成に応じて異なる
いずれの製品も2月20日に全国の販売代理店を通じて発売される。