縦置きでも横置きでも使えるAOpenのスリムデスクトップケース「H300A」のPentium 4対応版「H340D」が登場した。
「H300A」(上)との比較 |
MicroATX/FlexATX対応で、ドライブベイは5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×1。拡張スロットはLow Profileサイズで4つ。「H300A」と比較すると、電源が145Wから180WのPentium 4対応仕様になり、大型のマザーボードを収めるためか奥行きが若干広がったのが変更点。ドライブベイ部分が蝶番式に前方にスイングし、内部がいじりやすくなっている利点は受け継いでいる。
しかしサイズが拡大されたとはいえPentium 4対応MicroATXマザーボードを収められるぎりぎりのサイズであり、特にi850マザーボードでRIMMを使用する場合、その周囲にスペースがない分冷却面では不安が残るかもしれない。i845+DIMMで使用するのが無難と言えそうだ。またメモリスロットからさらに奥の部分にドライブベイがかぶさる格好になり、ここにIDEインターフェイスや電源コネクタがあるマザーボードの場合、取り回しがやや窮屈になるので注意が必要だろう。
Intel「D850MDL」を入れた状態 |
D850MDLはインターフェイスと電源コネクタが集中しており、このように窮屈な状態になる |
前面のスライド式の蓋を開けるとUSBとサウンドのコネクタが |
価格はコムサテライト3号店で6480円、コムサテライト2号店で6800円、高速電脳とOVERTOPで7480円である。
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