先月、Gigabyteから同社のコーポレートカラーの青をあしらったデザインのミニタワー型ベアボーンPC「G-MAX MA2UB」が登場したが、それに続きデザイン意匠が共通のブック型モデル「G-MAX FA1UB」が登場した。
サイズは89(W)×390(D)×305(H)mm(縦置き時)で、シンプルでスマートな前面デザインは省スペースのメーカー製PCと見まがうばかり。内部の作りもよく、5インチベイ×1、3.5インチ(フロッピー用)×1の外部ベイはワンタッチで取り外しが可能。3.5インチシャドウベイは1つで以上がドライブベイの全てだが、フロッピーのベイの下に3.5インチサイズの隠しベイが一つ存在する。フロントパネルのそこに相当する個所を裏から見てみると、PCカードリーダ用と見られる穴が開いている。オプションでカードリーダーが用意されるのか、汎用品が使用できるのかは未確認だが、拡張性も考えられているというわけだ。
マザーボードは同社製の「GA-6WFZE2」で、チップセットはi810E2。Pentium III-1GHzもしくはCeleron-850MHzまでの対応。DIMMスロットは2本、拡張スロットはLow Profile PCIが3本のみとなっている。
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フロッピーの下の隠しベイ |
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前面カバーを開けてみるとフロッピーしかないが… |
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裏から見るとカードリーダの穴が。シールのようなもので隠されているのだ |
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CD-ROMドライブのイジェクトボタン。フロントパネルは凸凹がなく非常にすっきりしている |
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ミニタワーの新型も登場。外見は変わっていない |
本体とケースのほか、50倍速CD-ROMドライブとフロッピーが付属して、価格はOVERTOPとPCiN秋葉原で2万7800円、コムサテライト2号店で2万8500円。
ちなみにミニタワー型「G-MAX MA2UB」のマザーボードをApolloPro133Aの「GA-6VM7-4E」からi815Eの「GA-6OMM7E」に変更した「G-MAX MA3UB」も同時に発売されており、こちらはコムサテライト2号店で2万9800円となっている。
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