日本サムスン(株)は6日、CRTディスプレーから液晶ディスプレーへの買い替えを促進するため、製造メーカーを問わず、不要になったディスプレーを無償で引き取るキャンペーンを期間限定で実施すると発表した。
同日から12月23日までの間に、同社の直販で液晶ディスプレーを注文した顧客(個人・法人)を対象に、新規購入した台数分の中古CRTディスプレーまたは液晶ディスプレーを回収する。この無償サービスには、引き取り業務(運送料を含む)、リユースおよびリサイクルの処理が含まれる。同社が顧客からサービスの申し込みを受け付け、契約業者である(株)タオが顧客の設置場所から中古製品を回収したあと、製品の状態を確認し、リユースまたはリサイクルの処理を行なう。同社は、パソコンの回収やリサイクルについて、4月1日から“資源有効利用促進法”による法規制が施行されたことを受け、回収とリサイクルの仕組みを確立するとしている。