Athlon用Dual CPU対応チップセット“AMD760MP”を採用したTyanのマザーボード「ThunderK7」。それに対応した電源“DPS-465APA”がDELTAから登場した。
24ピンのATX端子と8ピンの12V端子。その下に見えるのが謎の黄色い端子 |
実はコレ、もともとThunderK7の発売当初からマニュアルに推奨電源として記載されていたもので、結局はマザーボードから1カ月あまり遅れて発売されたことになる。
容量は460Wで、ThunderK7に必要な8ピンの12V端子を装備するが、その他に直角に折れ曲がった形状の謎の黄色いコネクタが存在する。このコネクタの用途は現在のところ不明である。
またファンが通常の8cmから9cmと大型のものになっているのが特徴で、このためもありサイズが150(W)x150(D)x97.8(H)mmと、通常のATX電源と比べ高さと奥行きが大きくなっている。固定用ネジ穴の位置ではほぼ互換性を保っているが、大型になった分フレームで電源を囲う形式のケースでは当然収まらないなど、対応できるケースは事実上かなり限定されると見られるので注意が必要だ。
ともあれ、これでThunderK7対応電源は、マザーと同時に発売されたミネベアの“SD025A460WSW”とREDUNDANT TECHの“PS-450SX”に加えて3種類から選べることになったわけだ。
価格はぷらっとホームで2万4800円、TSUKUMO eX.で2万7799円。
従来製品その1、ミネベアの「SD025A460WSW」 |
従来製品その2、REDUNDANT TECHの「PS-450SX」 |