シャープ(株)は25日、モバイルノートパソコン“Mebius MURAMASA”の新機種として、CD-R/RWドライブを同梱した『PC-MT1-H1R』を発売すると発表した。8月4日に発売予定で、価格はオープン(推定販売価格は26万円前後)。
『PC-MT1-H1R』 |
同梱するCD-R/RWドライブは、バッファーアンダーランエラーを防止する“JustLink”技術を搭載したUSB接続のもので、CD-R書き込みとCD-RW書き換えが最大8倍速、読み出しが最大6倍速となっている。
基本的な仕様は従来機種と同等で、CPUに低電圧版モバイルPentium III-500MHz、チップセットにIntel 440MX-100、グラフィックスアクセラレーターにATI RAGE Mobility-Mを採用し、128MBのメモリー(SDRAM)、20GBのHDD(エンハンスドIDE接続)を搭載する。液晶ディスプレーには12.1インチ低反射TFT液晶(解像度1024×768ドット1677万色表示)を採用。56kbpsモデム(V.90対応)、100BASE-TX/10BASE-TのLANアダプター、CFカードスロットを装備する。ディスプレー部の開閉に連動してキートップが自動的に上下する“ポップアップ式”キーボードを搭載する。バッテリーは専用リチウムイオン充電池で、標準で約3.3時間の利用が可能。消費電力は最大40W。本体サイズは幅282×奥行き232×高さ19.6mm、本体重量は約1.31kg。プレインストールOSはWindows Me。
アプリケーションとして『Office XP Personal』のほか、(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder GOLD』などが付属する。