(株)ジャストシステムと日本オラクル(株)は23日、ナレッジマネジメントをベースとしたEビジネスソリューションで協業すると発表した。
これにより、ジャストシステムのナレッジマネジメントシステム『ConceptBase』と日本オラクルのコミュニティー型ナレッジマネジメントシステム『Knowledge Channel』とのソリューション連携を実現し、共同でマーケティングおよびプロモーション活動を展開する。同連携により、企業のEビジネス化を知識管理の面からサポートする知識活用システムを構築でき、自然文による検索や、テキストマイニング手法を使用した知識管理・活用が可能となる。
日本オラクルは、今回の協業により、ナレッジマネジメント分野での機能を強化することになる。今後は、同社のCRM(Customer Relationship Management)製品群と、ConceptBaseとの連携も予定しており、企業のEビジネス化を総合的に支援するソフトウェア製品とサービスを提供していくという。
Knowledge Channelは、日本オラクルがデータベース管理技術を応用して独自に開発したシステム。ソリューションテンプレート、データベース管理システム『Oracle8i』、アプリケーションサーバー『Oracle9i Application Server』などのソフトウェア製品群に加え、導入企業ニーズに適したソリューションを提案するコンサルティングサービスを提供している。