徐々に身近な存在になりつつあるPentium 4だが、いざ移行するとなるとネックは電源。対応電源にしろ対応電源付きケースにしろ、購入すれば結局“全とっかえ”にならざるを得なかったのだが、そこに既存の電源をPentium 4に完全対応させることができる変換ケーブルが登場した。発売元は(株)CTSである。
製品は2つの変換ケーブルのセットとなっており、1つはドライブ用の12VコネクタからCPU用の12V4ピンコネクタへの変換ケーブル。そしてもう1つが、電源用の20ピンコネクタから3.3Vと5VのAUXコネクタを取り出すケーブルである。
とりあえず動作させるための12V4ピンコネクタに変換するケーブルはこれまでにもあったが、AUXコネクタを取り出せる製品はこれが始めて。これさえあれば、既存の電源をコネクタ規格の上では完全にPentium 4対応にすることができるわけである。
ただし、あくまでコネクタの上での話であって、電源容量的に対応できるかどうかは当然保証されないので注意が必要だ。
価格はコムサテライト3号店で880円である。