ケイディーディーアイ(株)(KDDI)と、(株)エーユー/沖縄セルラー電話(株)のauグループは4日、2000年12月~2001年2月に(株)ソニーが製造した『C406S』の専用電池パックの一部において、まれに発熱し外装の一部が変形することがあるため、対象となる携帯電話機を無償交換すると発表した。
電池パック交換の対象となる『C406S』 |
判明した異常事象は、電池パック内の基板上に付着したはんだ屑により電極がショートし、トランジスターおよび周辺部材が発熱することで電池パックの外装が変形するというもの。対象製品は、『cdmaOne C406S用電池パック BA1-C406S(W)/白』『cdmaOne C406S用電池パック BA1-C406S(K)/黒』の2機種。製造番号は、SO-ELA、SO-DAA、SO-DBA。交換が必要な製品は、合計で56万個という。
ユーザーへの応対として、10日より専用の電話窓口を設け、電池パックが該当する製品であった場合、ユーザーの都合のよい日時に受け取れるように、改良済み電池パックを無償で発送するとしている。また別途、ユーザー宛てにダイレクトメールを発送するほか、ホームページ等を通じて告知するとしている。改良品の発送は、11日に開始する。