(株)バンダイは、人工知能を搭載した猫型コミュニケーションロボット『BN-1 わがままカプリロ』とパソコンを無線(赤外線通信)で接続し、性格や行動などをプログラムできる『BN-1 わがままカプリロ プログラミングキットver.1.0』の予約販売受付を、6日正午より同社の『BN-1』専用ホームページで開始する。価格は1万2000円。
『BN-1 わがままカプリロ プログラミングキットver.1.0』。(ロボット本体およびパソコンは別売) (c)BANDAI 2001 |
プログラムキットは、専用ソフト『A.I. TRAINER』、サンプルプログラム、説明書、赤外線インターフェースユニット、赤外線インターフェースユニット接続シリアルケーブル(D-sub9ピン)、ロボットシステム書き替え専用ケーブル、9V角形アルカリ乾電池で構成される。『A.I. TRAINER』の対応OSはWindows 95/98/Me/NT4.0
『A.I. TRAINER』で『BN-1 わがままカプリロ』の新たな性格や行動パターンをプログラミングし、作成したプログラムを赤外線通信でパソコンから『BN-1 わがままカプリロ』にダウンロードできる。
『A.I. TRAINER』は、“いつ(どんな時に)”“何をするか”という組み合わせをメニューから選択し、それらを優先順に配列することで、『BN-1 わがままカプリロ』の性格や行動を設定できる。例えば、“大きな音をたてるとダンスをする”、“ボールをドリブルする”、“肉球センサーを触ると嫌がって暴れる”、“両目の電光表示に文字メッセージを流す”といった行動パターン設定が可能。
さらに、各関節や足歩行、車輪走行のスピードや動作量なども設定できる。そのほか、“オカエリ”“ダイスキ”などの文字メッセージを両目部分(グラフィック・アイ)にスクロール表示させることも可能。
ホームページで予約したユーザーには、20日以降に製品が届けられる。また、同時期に家電店やパソコン店等での店頭販売も開始されるという。
猫型コミュニケーションロボット『BN-1 わがままカプリロ』 (c)BANDAI 2001 |