この週末はスピーカシステムの発売ラッシュとなった。
オンキヨーの5.1chホームシアターシステム「Hollywood Station GXW-5.1」、ALTEC LANSINGの3ピースシステム「ATP3」、そして5.1chホームシアターシステム「ADA106」の計3種である。
オンキヨーの「Hollywood Station GXW-5.1」は、ドルビーデジタル・DTSデコーダを内蔵しPC・DVD・プレイステーション2で5.1ch再生が可能な他、独自のサラウンドモードを用意することでビデオやテレビでも5.1chサラウンド再生を可能にしているというもの。
価格はZOA 秋葉原本店で3万1800円、コムサテライト3号店で3万2800円となっている。
ALTEC LANSINGは一般のPCユーザーにはあまり馴染みがないメーカーだが、オーディオスピーカでは世界のトップクラスに位置するメーカーであり、高品質を維持しつつ比較的低価格な製品もリリースしている「知る人ぞ知る」的な存在。
その新作の1つ目「ATP3」は、左右のメインスピーカにサブウーファという標準的な3ピース構成。良好な音質にして1万7800円(ZOA 秋葉原本店)という手ごろな価格が魅力だ。
2つ目の「ADA106」は5.1chのホームシアターシステム。しかしユニークなのは、サブウーファと非常に横長なスピーカユニットの2つだけでシステムが構成されていることだ。
出力をウーファに接続し、そこからスピーカユニットを接続するだけで、バーチャルにではあるが5.1chシステムが完成してしまうという簡単さ。センタースピーカにサラウンドスピーカ…というわずらわしい接続・設置作業とは無縁というわけだ。
価格はZOA 秋葉原本店で3万9800円である。
いずれの製品も比較的手を出しやすい価格となっており、PCのサウンド関係のアップグレードを狙っている向きには要チェックと言えよう。
【取材協力】