日本アイ・ビー・エム(株)の発表によると、米IBM社は22日(現地時間)、インターネットにおけるプライバシー保護を推進する活動を開始する。これは、同社がアジア太平洋地域のウェブサイト運営者に対し、ユーザー個人情報の使用法などについて説明文を掲載するよう働きかけていくもの。
同社では、利用者がサイトを訪れた場合、どのような情報が収集されて、それがどのように使用されるのか、その情報を誰が共有しているのか、といった点について説明文(プライバシー・ステートメント)を掲載するように、サイト運営者に要請していく。そして同社では、2000年3月以降、プライバシー・ステートメントを掲載しないウェブサイトに対しては、同社の広告を掲出しないという。