国際電信電話(株)(KDD)の子会社である(株)KDD研究所は、インターネットを使用して最大100チャンネルまでの動画像を配信するシステム“PrimeCast(プライムキャスト)”を公開した。同システムでは、リアルタイムならば1チャンネル、録画されている動画像の再放送ならば最大100チャンネルまで同時配信ができる。
動画像の伝送システムには、KDDが開発した“QualityMotion”を採用。また、多チャンネルの配信、受信には“MCSquare”技術を採用している。
動画像を配信するサーバーと、クライアントマシン双方に“PrimeCast”のソフトウェアをインストールする必要がある。いずれもWindows
95/98/NT 4.0以上に対応、サーバーは
CPUがPentium-400MHz以上、メモリー128MB以上を推奨、クライアントはPentium-166MHz、メモリー64MBを推奨している。 同システムでは、クライアントマシンにおいて、一度に100チャンネルの再放送をみることができる。
一度に100チャンネルの再放送をみることができる |
本日より、KDDのホームページにて体験版がダウンロード可能。ライブ1チャンネル、再放送4チャンネルのスタンダード版が価格75万円だが、9月末まではキャンペーン価格49万8000円で販売する。また、放送チャンネル数を4つ増やすごとに50万円(9月末までは30万円)かかる。