(株)日本コンピューティングシステム(JCS)は、同社の『Vintage』シリーズに、インテルの最新CPU、Pentium
III Xeon-500MHzを搭載したモデルを追加、販売活動を開始した。
『Vintage VC7500XD』(左)と『同VC7500XG』(右) |
今回追加されたのは、同CPUを最大で2個まで搭載できるタワータイプの『Vintage
VC7500XD』と、最大4個まで搭載できるサーバーケースの『同VC7500XG』の2機種。CPUは2次キャッシュの容量により、512KB、1MB、2MB版から選択可能。
『Vintage VC7500XD』はPentium III Xeon-500MHz(2次キャッシュ512KB版)2個搭載し、チップセットにはIntel440GX、ECC対応のSDRAMを128MB(最大1GB)、9.1GBのUltra2
SCSI対応HDDを2基搭載する。CD-ROMドライブは最大32倍速、ビデオコントローラーはIntel
i740(AGP、VRAMは8MB)をオンボードで装備、LANカードはIntel EtheExpress Pro
100Plusを装備し、Windows NT Server 4.0プレインストールという構成で、価格は74万8000円となる。
『Vintage VC7500XG』は、Pentium III Xeon-500MHz(2次キャッシュ512KB版)4個搭載し、チップセットにはIntel440NX、ECC対応のEDO
DRAMを128MB(最大4GB)、9.1GBのUltra2 SCSI対応HDDを2基搭載する。CD-ROMドライブは最大32倍速、ビデオコントローラーはオンボード(AGP、VRAMは8MB)、LANカードはIntel
EtheExpress Pro 100Plus、Windows NT Server 4.0プレインストールという構成で、筐体は400Wリダンダント(冗長)電源付きサーバータイプを採用している。価格は165万8000円となる。いずれもディスプレーはオプション