日本電気(株)は、CPUにPentium III-500MHzを最大で2個(標準で1個)搭載可能なワークステーション『Express5800/55Wb』を発売した。価格は、90万円から。
グラフィックアクセラレーターに同社製の『TE3A』を搭載したモデルでは、3次元描画における価格性能比が、現行機種比べて約30パーセント向上しているという。メモリーはECC対応SDRAMを標準で256MB(最大2GB)、HDDは1万回転のUltra2
SCSI(Wide対応)を標準で8.6GB(最大17.2GB)搭載している。USBポートを2つ、10BASE-T/100BASE-TX対応のLANポートを1つ装備している。OSは、Windows
NT4.0 Workstationをプレインストールしている。
グラフィックアクセラレーターは、(株)ダイアンド・マルチメディア・システムズの『Viper
V330』、米3DLabs社の『GLoriaSynergy+』および『Oxygen GMX』、NECの『TE3A』および『TE3AL』の中から選択可能。
またオプションとして、本体内蔵のHDDを利用してRAID構成を可能にする『ディスクアレイコントローラ』が用意されている。価格は14万円。