米3Dlabs社は、現地時間の24日、米インターグラフ社のIntence3D部門の買収を完了したと発表した。3Dlabsは、同社のグラフィックスカードのラインアップにIntense3Dのハイエンドグラフィックスカード『Wildcat』シリーズを加え、プロフェッショナル向けのハイエンドCGマーケットにおける収益の向上を図るという。
併せて、最新のラスタライズプロセッサー『GLINT R4』を搭載した『Oxygen
GVX420』と『Oxygen GVX1 Pro』の2製品を発表した。両製品ともに、アビッド・テクノロジーの『SOFTIMAGE|XSI』、オートデスクの『3D
Studio MAX』、NewTekの『LightWave』などのハイエンドCGソフト向け。
『Oxygen GVX420』は、GLINT R4を2個のほか、ジオメトリプロセッサー『GLINT
Gamma G2』と128MBのメモリーを搭載し、デュアルディスプレーに対応したハイエンド向けの製品で、価格は2499ドル(約27万2400円)。8月に出荷を開始する。『Oxygen
GVX1 Pro』は、ミッドレンジ向けの従来製品『GVX1』のジオメトリ演算性能を向上させ、デジタルディスプレー用接続用のDVI-Iコネクターを搭載した製品で、価格は1199ドル(約13万1000円)。9月後半に出荷の予定。