(株)日立製作所は21日、リアルXGA対応液晶プロジェクター『マルチメディア対応液晶プロジェクター』(CP-X970J)を8月1日に発売すると発表した。価格は130万円。
『マルチメディア対応液晶プロジェクター』 |
『CP-X970J』は、パソコンやAV機器と接続し、企業での会議・研修・各種プレゼンテーション、学校教育向けの液晶プロジェクター。画面を投影する時に台形になる現象を修正できる“台形歪み補正機能”、パソコン画面にビデオの子画面を出す“PinP機能”、“部分拡大機能”などを搭載する。投写方式は液晶パネル×3と1レンズの3原色光シャッター方式。液晶パネルは1024×768ドットの1.3型マイクロレンズ付きポリシリコンTFT液晶パネル×3。光源ランプは190W
UHBランプ。明るさは2100ANSIルーメン。1677万色フルカラーの色再現が行なえる。入出力端子は、RGBアナログ入力が2系統、出力が1系統、ビデオ入力がコンポジットビデオ入力が1系統、Sビデオ入力が1系統、USB端子が1系統となっている。
8月21日に発売するオプションの単焦点ワイドコンバージョンレンズ『WL-201』(価格は10万円)を装着すると、画面サイズ60型を表示する際の投写距離が、従来機種より0.4m短い1.8mで投写できる(100型では3.7mに対し3m)。
電源はAC100Vで、消費電力は320W。サイズは幅248×奥行き330×高さ100mmで、重さは5.9kg。