(株)エフ・エフ・シーは19日、Windowsパソコンのキー操作を制御するソフト『InfoBarrier(インフォバリアー)』を9月1日に発売すると発表した。価格はStandard版が9800円で、Professional版は1万9800円。
これは、使用目的以外の不要なキー操作をできなくすることで、エンドユーザーのオペレーションミスを未然に防ぐソフト。汎用ブラウザーを利用したウェブ業務システムのオペレーションミスや、エンドユーザーによる勝手な環境の変更などを防ぐために開発したもの。ブラウザーのツールボタン、Microsoft
Officeなどのメニューなどを無効にすることで、システムの開発や保守作業の効率化、スピードアップを可能にできるとしている。非表示などの設定はプログラムレスで行なえ、Professional版に関してはJava/VBスクリプトからの制御も可能という。
また、展示会やセミナー、コンピューター教室などで、使用するソフト以外を使わせたくない場合、他アプリケーションの起動や、実行中のアプリケーションの終了などを行なえなくすることもできる。そのほかに、スタートメニュー、Windowsキーの使用禁止、デスクトップアイコンの非表示、エクスプローラによるファイル操作の禁止などが行なえる。また、特定キーの入力を行なえなくするキーボード制御のほか、マウス制御、スクリーンセーバー制御などの機能を持つ。
対応機種はWindows 95/98/2000/NT4.0を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。ウェブブラウザーはInternet
Explorer4.01、Netscape Navigator4.5以上をサポートする。