(株)インフィニシスは、統合グラフィックソフト『MICROGRAFX WINDOWS
DRAW7』を12月10日に発売する。
『MICROGRAFX WINDOWS DRAW7』パッケージ |
MICROGRAFX WINDOWS DRAW7は、ドローソフト『WINDOWS DRAW7』、フォトレタッチソフト『PhotoMagic
6』、簡易3Dソフト『Instant 3D』、画像管理ソフト『Media Manager』で構成されている。
WINDOWS DRAW7は、用意されているテンプレートを利用し、ウィザード形式で年賀状やポスターなどを作成できる“プロジェクトウィザード”機能や、初心者向けにさまざまな機能の解説を画面端に表示し、機能内容を確認しながら作業できる“ビジュアルツールバー”機能を搭載する。
『MICROGRAFX WINDOWS DRAW7』サンプル画面 |
入力した文字を3Dグラフィック化できる“グラフィックステキスト”機能が追加された。あらかじめサンプルスタイルが用意されており、好みのスタイルを選択すると、文字がその形に変形する。3Dグラフィック化した文字は、回転させたり、色彩を変更したりできる。
また、テキストの段組みを行なえる“コラムテキスト”機能を搭載。コラムの段数や間隔をパラメーターで指定し、枠の範囲を選択した後、文字を入力していくと、最初のコラム内に文字がいっぱいになった時点で自動的に次のコラムに文字が入力される。コラムは縦書き/横書き両方に対応する。
さらに、文字や図形をX軸/Y軸の直線ガイドラインに沿って編集できる“ガイドライン”機能、1つのファイルで複数ページにわたる文章に対し、ページごとに名前を付けられる“ページマネージャ”機能を搭載する。
そのほか、2000年年賀状用の素材50点を含むクリップアート3万点と、日本語フォント16種類、欧文フォント300種類を収録する。なお、PhotoMagic
6、Instant 3D、Media Managerについては、前バージョン『MICROGRAFX WINDOWS
DRAW6』と同じもの。
対応OSはWindows 95/98/NT4.0。価格は1万2800円。
昨年、米マイクログラフィックス社が『MICROGRAFX WINDOWS DRAW』の開発/販売権を移管し、現在は米Sierra社が同製品を発売している。これに伴い、同製品の日本語化と国内販売はインフィニシスが行なっており、マイクログラフィックス(株)では取り扱っていない。