ロータス(株)は、Webアプリケーション開発者向けに『ロータス
eSuite DevPack(イースイート デブパック) R1.0』を5月12日に発売する。価格は1サーバー25万円。
同製品は、100% PureJava対応のJavaアプレット集。ワープロや表計算、作図・プレゼンテーション、グラフ・チャート、プロジェクトスケジューラーのJavaアプレットを収録している。また、クライアントで動作し、サーバーやデータベースシステムにアクセスできるデータアクセスアプレットを搭載。JDBC(Java
Database Connectivity)やCGIに標準準拠し、DBMS(DataBase Management System)に対応している。
さらに、開発支援環境として、アプレット共通のユーザーインターフェース“InfoCenter”や、Webページ上でJavaアプレット間のデータ交換を行なえる“InfoBus”などのJava技術を搭載するほか、サンプルアプリケーションや開発者用ドキュメントなどを収録している。
『ロータス eSuite』製品群は、同製品と、NCまたはPCなどのJVM(Java
Virtual Machine)上で動作するエンドユーザー向けアプレット集『eSuite
WorkPlace』の2製品で構成される。同製品は1月末にプレビュー版が米ロータス社のホームページで公開され、1万5000件以上ダウンロードされているという。eSuite
WorkPlaceの発売は今年後半になる見込みだ。
同社は「Java技術は成熟化しつつある。今年はeSuite DevPackを中心に世界ベースで積極的にJavaに力を入れる」としている。なお、各メーカー51社が、同製品ベースの業務アプリケーション開発の意向表明など、eSuiteへの支援、推進に賛同している。(報道局 桑本美鈴)
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