●日本HP、科学技術計算用サーバー『HP 9000 Exemplar モデルV2250』など3機種を発売
日本ヒューレット・パッカード(株)は、科学技術計算用サーバー『HP
Exemplar』シリーズの名前を『HP 9000 Exemplar』シリーズに変更し、最上位機種の『HP
9000 Exemplar モデルV2250』、中規模クラスの『同 モデルK580』および『同
モデルK380』の計3機種を追加し、4月1日に発売する。3機種ともCPUにPA-8200-240MHzを採用し、『同
モデルV2250』では、CPUを16個搭載時で2486SPECfp_rate95、10.65GFLOPLSとなり、既存の『同
モデルV2200』に比べて演算性能が20パーセント以上向上しているという。http://www.jpn.hp.com/Corp/pressreleases/FY1998/EAO21TV.html
●松下電器産業、回折素子一体型のプラスチックレンズを開発
松下電器産業(株)は、半導体レーザー素子と光ファイバーとを接続するモジュール内で使用する、回折素子一体型のプラスチックレンズを開発した。従来のガラス製レンズに比べて、モジュールのコストを1/2~1/3にでき、Gbit光通信の普及を促進できるとしている。将来的には、レンズを含む機構部品の一体化や組み立て工数の削減などにより、従来品の1/10程度までコストを下げたいとしている。'99年度の製品化を目指すとともに、レーザー光学系を中心に応用展開を図るという。http://www.mei.co.jp/panasonic-j.html
●KDD、“KDD EDIサービス”を4月1日に開始
国際電信電話(株)(KDD)は、米ゼネラル・エレクトリック社の子会社、GEインフォメーション・サービス(GEIS)社と提携し、企業間の取引を効率化する電子データ交換サービス“KDD
EDIサービス”を4月1日に開始すると発表した。企業間の商取引において、ネットワークを介して、電子的に受発注、輸送、決済などのデータ交換を行なうEDI(Electronic
Data Interchange:電子データ交換)は、効率的で迅速な調達や販売などの取引を実現する、世界的な標準フォーマット。同サービスは、日本でのEDI普及を担い、公衆インターネット網、KDD“フレームリレーサービス”や“ビジネスIPサービス”等のネットワークを介して、提供していくという。また、GEISの世界110ヵ国に広がるEDIネットワークとも接続しており、グローバル力なサービスも提供するという。http://www.kdd.co.jp/press/press.html