コベルコシステム(株)は11月17日、米Cybernetと共同マーケティングに関する提携を結んだことを発表した。CybernetではLinuxやFreeBSDを利用したシステム管理、サーバ構築用のソフトウェアであるNetMAXを開発している。
11月25日より開催される同社のプライベートフェア「コベルコシステム ソリューションフェア'99」では、NetMAXの日本語化プロトタイプの展示、およびCybernetによる「LinuxのE-Commerce適応へのメリットと米国事例」という講演が予定されている。
「NetMAX Profesional」はシステム管理、サーバ構築を目的としたソフトだが、Red Hat LinuxをベースにしたLinuxおよび、FreeBSDを同梱しており、ディストリビューションと呼べる製品。簡単なインストール、Webを使ったシステムおよびサーバ管理、Webを使ったリモート操作など、さまざまなサーバ機能を特徴としている。
また、「NetMAX Thin Server」シリーズには「Web Server」、「FireWall」、「FileServer」といった、ラインナップがある。
コベルコシステムでは、Linuxに必要不可欠な「基幹系システムとの連携」、「効率的運営管理」、「サーバ・アプリケーション」に関するソリューションの提供を通じて、Linux関連SIビジネス事業を拡大していく、という。